多汗症(手汗、わき汗)
原発性局所多汗症は、手のひら、足の裏、脇に多く生じます。 遺伝的要因が関係していることや、緊張や運動で増悪することが知られていますが、はっきりと解明されてはいません。 診断基準としては、原因不明の過剰な局所性発汗が6ヵ月以上持続していること。
以下の6項目中2項目以上を満たすこと。
- 両側性かつ左右対称性に多汗がみられる
- 多汗によって日常生活に支障が生じている
- 週1回以上の頻度で多汗エピソードがみられる
- 25歳未満で発症した
- 家族歴がある
- 睡眠時は局所性の発汗がみられない
原発性局所多汗症は、手のひら、足の裏、脇に多く生じます。 遺伝的要因が関係していることや、緊張や運動で増悪することが知られていますが、はっきりと解明されてはいません。 診断基準としては、原因不明の過剰な局所性発汗が6ヵ月以上持続していること。
以下の6項目中2項目以上を満たすこと。
汗腺(汗の出る穴)をふさいで汗を抑える効果があります。 使用を続けることで汗の分泌自体を抑えるともいわれており、継続的な外用が重要です。殺菌効果もあり、わきがにも効果があります。20~50%塩化アルミニウム溶液を寝る前に外用します。通常は一日1回でいいですが、日中に外用してもかまいません。効果がでるまで2~3週間かかりますので継続して外用してください。汗が止まってきたら外用回数を1週間に2~3回に減らしてもかまいませんが、中止すると再発することがあります。
第1選択治療の一つです。(保険診療) 1日1回、わきに外用を続けるだけで、汗の量の改善が期待でき、なおかつ副作用も重大なものがありません。
ボトックス®は、ボツリヌス菌がつくるタンパク質から生成された薬であり、交感神経から汗腺への情報伝達を遮断します。 ボトックス®をワキの皮内に直接注射することにより発汗量を減少させることができます。汗の分泌を抑える効果は通常2~3日であらわれ4~9ヵ月にわたって持続します。効果の程度や持続期間には個人差があります。発汗抑制効果を維持するためには、4ヵ月以上の間隔で反復投与が必要です。
神経伝達物質であるアセチルコリンの働きを妨げる薬で、抗コリン薬とも言われています。アセチルコリンの働きが亢進する類の病気に対して有効です。 プロバンサインは全身のどの部位の多汗症に対しても用いることができます。しかし治療効果にばらつきがあることなどを考慮されてか、あくまでも他の治療の補助的な立ち位置とされています。 具体的な内服方法としては、成人の場合1回1錠(プロパンテリン臭化物として15mg)を1日3〜4回に分けて経口で投与し、患者さまの年齢や症状によって適宜増減します。
当院では、美容カウンセラー自ら患者さまのお悩みを伺い、
最適で、最善な方法を治療の理論からご提案いたします。
押し売り等一切ありませんので、お気軽にご相談ください。